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おたすけ探偵

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探偵に依頼、調査できることとは?相談する前に知っておきたいポイント

3月 18, 2017
探偵,できること
探偵って、どういうことができるの?

事件や事故、もしくはトラブルといったものはいつ巻き込まれるかわからないものです。そんなときに頼りになるのが探偵という存在です。しかし、探偵に依頼するときはほとんどの人が初めての経験になると思います。今回はそんな方のため探偵に依頼できること、調査できることを紹介いたします。

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探偵ができることと、できないことは?

探偵の行ってくれる調査は、主に人探しと行動調査になります。なかでも浮気調査や人探しがほとんどです。
マンガやテレビのように、事件に参加して謎解きを繰り広げることはほとんどありません。その代わり警察が関与することができない依頼を受け、調査を行うことができます。

警察の代わりにできることは事件になる前の調査です。例えば、成人した家族や身内が失踪した場合、事件に巻き込まれるまで警察は、本腰をいれて捜査を行なってはくれません。

警察には民事不介入といって、起こっていない事件は調査しないというルールがあるからです。しかし家族にしてみれば、これから事件が起こるのではないかととても心配になると思います。

そんなときに、頼りになるのが探偵です。基本的に人探しや周辺調査は、どんなものでも引き受けてくれます。

探偵とはいったいなんなのか!警察、興信所との違いは?

探偵ができることは法律の中だけ

探偵の法律『探偵業法』

意外なことに探偵に関しては法律で定めがあります。2007年に探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)が制定されたことによって、できることとできないことが明確化されました。

探偵業は、個人情報に密接にかかわる業務であるが、何らの法的規制もなされず、調査の対象者の秘密を利用した恐喝事件、違法な手段による調査、料金トラブル等の問題が指摘されてきた。このような状況にかんがみ、法は、探偵業について必要な規制を定めることにより、その業務の運営の適正を図り、もって個人の権利利益の保護に資することを目的とし て制定された。このような法の目的にかんがみ、探偵業者に対する指導、監督等を通じ、調査の依頼者及び対象者の権利利益の保護を十分に図る必要がある。

ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。探偵業の業務の適正化に関する法律等の解釈運用基準 引用元:警察庁

この法律により、調査上知りえた情報をもとに、依頼者を恐喝したり危害を加えたりすれば、処罰されることも規定されました。それまで、悪質な営業活動を行う業者が依頼者と契約についてトラブルになることもありましたが、法律が制定されたことで業務の適正化が図られるようになりました。

探偵が連絡先調査でできることは?依頼する前の注意点!

探偵が行う尾行は犯罪ではないのか!?探偵ができることとは?

法律の範囲内で活躍する探偵

このように探偵の行なえる調査の範囲は、一般の人とほぼ同じです。
「それなら自分で調査を行えば良いではないか」と思われるかもしれません。
しかし、いざ調査をするとなれば、同じような法律に縛られることになります。もし知らずに違反してしまったら、最悪の場合は逮捕されてしまう恐れもあります。

更に先ほど述べたように調査には、専門性の高い技術が必要となります。
これらのことを考えると素直に調査のプロである探偵に依頼する方が良いでしょう。

【素朴な疑問】探偵は違法な仕事なの?


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 探偵の調査方法

探偵,できること

探偵の調査方法は大きく分けて三つあります。
ひとつ目が『聞き込み』です。調査対象について、聞き込みを行って調査をすすめる手段です。これは身内だけでなくふだん利用する店を調べて、店のスタッフや常連客に話を聞いたりすることもあります。

ふたつ目は『尾行』です。調査対象者の後ろをついていき、行動を観察して証拠となる写真を撮影したりします。見つかったり、気配を感じ取られたりしないようにするために高い技術が必要となります。

三つ目は『張り込み』です。自宅の前から外出するまで見張ったり、よく利用する施設で待ち伏せしたりして行動を観察し、写真や動画といった証拠を獲得します。

これら三つはよく刑事が証拠をつかむために行なっているイメージですが、実際には探偵も、これらの業務で証拠や手掛かりをつかみます。どれも高度な技術が必要なことに合わせて、長時間の作業となります。そのため忍耐力と専門的なスキルが必要です。

興信所と探偵との違いは

探偵と似たような仕事に興信所があります。町の看板などでよく目にされると思います。イメージ的に扱っている業務内容が同じで、見分けがつきにくいですよね。

探偵と興信所では、設立の目的の違いから昔は調査内容が違っていたり、聞き込みのやり方が違っていたりしました。しかし現在はできることに違いはなくなりました。
調査を依頼する場合は探偵と興信所を気にせず口コミなどの信頼度を頼りにするのが良いでしょう。

探偵と興信所は何が違う?料金や調査内容の差は存在するのか

 浮気調査で探偵ができることは

さてここまで依頼できることを書いてきましたが、探偵に依頼される調査内容の多くが浮気の調査だそうです。2015年裁判所「司法統計年報」を見ると、離婚原因の第5位が浮気で323件となっているため、調査を依頼する人が多いのもうなずけます。

浮気調査でも探偵ができることは聞き込み、尾行、張り込みとその他の調査と変わりません。しかしながら、浮気の場合は対象者が配偶者であるため、比較的調査が行いやすいでしょう。浮気をしていた場合の証拠写真や、浮気現場の動画や音声を入手しやすくなっています。また浮気を行っていなかった場合でも、その日の行動や出かけ先などの調査結果を出してくれます。

このように浮気をされている可能性がある場合は、探偵に依頼すれば証拠が手に入りやすいのでおすすめです。

参考サイト
裁判所(2017年3月、著者調べ)

探偵の調査では通話履歴から浮気の証拠をつかめるのか?

探偵の浮気調査方法を徹底紹介!依頼するメリットや優良探偵社の選び方

ペットの捜索で探偵ができること

あなたは全国で犬と猫がどのくらい飼われているか知っていますか?
ペットフード協会の平成28年度の調査結果によると、驚くことに1,972万匹もの犬と猫がペットとして飼われているようです。そしてペットの数が多いと比例して迷子になる犬や猫も増えます。

探偵事務所によっては、ペットの捜索を行っているところもあります。しかし、注意しておきたいのはペットの捜索は法律に規定がありません。そのため、もちろんペットに関する依頼を取り扱っていない事務所もありますし、取り扱っている事務所であっても、内容や料金などには幅がありますので、まずは相談してみることをおすすめします。

参考サイト
一般社団法人ペットフード協会(2017年3月、著者調べ)

ペット専門の探偵「ペット探偵」の評判は?

まとめ

探偵は、「聞き込み」「尾行」「張り込み」の3つの調査方法で、行動調査や人探しを行います。
携帯電話の番号から居場所を相手を特定するといった、法律に触れるようなことはしません。もし「やります」と明言している探偵事務所があれば、それは違法な探偵事務所と判断することができます。

ここで紹介したように、人物に関する調査は探偵に依頼すると良いので、皆さんもこのようなトラブルに巻き込まれた場合は、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

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