[char no=”12″ char=”相談者”]ペットがいなくなったんです!探偵に依頼したら探してもらえますか?・・・イグアナでも?[/char]
目を離したすきにペットがいなくなってしまった! もしもそんな状況になってしまったときペットを探す方法を考えたことはありますか? 実は探偵の中にはペットを専門に探してくれる「ペット探偵」がいます。今回はペット探偵が探せる動物やその方法など、意外と知られていないペット探偵について詳しく説明していきます。
ペット探偵とは
ペット探偵とは、ペットを専門的に扱っている探偵のことで、主な仕事内容はペット探しです。日本では1984年に登場しており、普通の探偵と同じく特に資格などは必要ありませんが、普通の探偵事務所ほど数は多くなく東京都でも10件程度しかありません。
ペット探偵は一般の飼い主のみならずペットショップや動物病院など幅広い層からの依頼があるため、土地勘だけではなく動物行動学など動物についての知識も豊富です。
まさにペット探しのプロフェッショナルと呼べる存在と言っても過言ではありません。
どんなペットでも見つけてくれるのか
依頼の多くは犬や猫、鳥などの捜索であるため、犬猫鳥についての探し方を心得ている探偵事務所が多いようです。
その他の動物、例えばウサギなどの小動物やヘビなどのは虫類などは、探偵事務所によって対応が異なります。
探偵事務所によっては探してもらえない動物もいるので、犬や猫、鳥以外のペットの捜索を依頼したい時は、対応してもらえるかどうか前もって確認しておくとよいでしょう。
ペット探しの流れ
ペット探しの流れは人探しとほとんど同じです。まずは電話やメールで相談を受け、その後正式に依頼を受けた場合、依頼者からペットの写真や特徴などの情報を提供してもらい捜索を開始します。
その後の調査方法は探偵事務所にもよりますが、多くは人探しと同じように、ペット探しも近所への聞き込みや情報収集を行いながら捜索をしていきます。
ペットの探し方
多くは「チラシ・ポスターの作成」「インターネットの活用」「聞き込み」を行って情報収集します。
ただ、チラシのポスティングは、興味がないとすぐに捨てられてしまうこともあり、探偵事務所によっては経費削減のために行わないところもあるようです。
またインターネットで情報収集を行うと、常に新しい情報が得られるため有効です。しかし情報の更新が早すぎて、自分の発信した情報がその流れに押しやられて見失ってしまうこともあります。
そのため、主な情報収集の方法として、周りの目に留まりやすいポスターの作成と、周囲への聞き込みを使う場合が多いようです。
さらにペット探し特有の方法として、「餌付け」「捕獲機」「暗視カメラ」「捜査犬」などがあります。収集した情報を元にこれらの方法を駆使して探していきます。ただし捜査犬に関しては捜査を始める前に雨が降ってしまうと、匂いが消えてしまって使えないこともあります。
発見率は8~9割
ペット探偵のペット発見率は8~9割と非常に高確率です。もちろん探偵事務所によって発見率は変わりますが、信頼できるペット探偵に出会えれば見つけてもらえる可能性は非常に高いでしょう。
また、発見率を上げるためには探偵事務所の選択だけではなくタイミングも重要になります。
ペット探しは1週間以内に見つけられなければ発見率はかなり下がってしまうため、自力で探す場合でも、数日で発見できなければペット探偵を雇った方がよいかもしれません。
ペット探しの料金
ペット探偵への依頼料は、基本料金に出張費や宿泊費などのオプション料金を足したものである場合が多いようです。
期間によって設定されている場合もありますが、一般的に基本料金の相場は1日あたり2万円から3万円となっています。また、動物の種類やペット探しの状況によっても値段が変わってきます。
オプションの値段は探偵事務所によって種類や値段は違います。
例えば宿泊費が5,000円から1万円、出張費が1週間で2万円から3万円前後といった場合でも、探偵事務所を構えている地域によって違います。オプションの種類としては捜査犬の利用やポスターを剝がす作業代、機材の追加などがありますが、オプションは探偵事務所によって様々でありそれによって値段も変わってくるので依頼する探偵事務所へ聞くのが1番でしょう。
ペット探偵を雇う前に
ペット探偵を雇う前にまずはお住まいの地域にある保健所と警察に連絡をすることを忘れないでください。
ペット探偵を雇う前に保護されている可能性もあります。そして保健所で保護されている場合、3日以内に飼い主が現れないと殺処分の対象になってしまいます。
そんな最悪の結果を避けるためにも、ペットが迷子になったらまず真っ先に保健所に保護されていないかどうかを確認するようにしましょう。
それでも見つからない場合はペット探偵に依頼することをおすすめします。
ただしペット探偵の中にも悪質な事務所もあるため、探偵選びは慎重に行ってください。
また、日頃からペットに気を配ることを忘れないようにしておくことも大切です。窓や出入口となりそうなドアをきちんと閉めておくことはもちろん、万が一のことを考えて、首輪などに連絡先を書いておくようにしましょう。また、いざ探偵を雇った際に細かく情報提供ができるよう、写真を撮っておくことも必要です。
まとめ
[char no=”1″ char=”探偵くん”]・ペット探偵はペット探しの専門家、基本的にはどんな動物も探してくれる
・ペット探偵のペット発見率は8~9割と高確率
・探偵を雇う前に保健所と警察へは必ず連絡しておく[/char]
ペット探しは自力でも可能ですが、どうしても見つからない場合は専門家であるペット探偵に依頼することをおすすめします。いなくなってから時間がたつほどペットの発見率は低くなり、ペット探偵でも探し出すことが難しくなってしまいます。ペットも大切な家族の一員であることを忘れずに、日頃から注意して気を付けることも大切です。