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おたすけ探偵

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探偵はペット捜しを引き受けてくれるのか

8月 14, 2017

[char no=”12″ char=”相談者”]ペットがいなくなったんだけど、探偵に依頼したら探してもらえるの?[/char]
毎日一緒にいるペットは家族同然の存在です。そんな家族が突然いなくなってしまったら悲しいですよね。しかし、動物を探すのは難しく、自力で探すには時間も手間もかかってしまします。今回は、大変な迷子のペット探しについて探偵が引き受けてくれるのかまとめていきます。

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ペットの発見率は6割

犬や猫だけではなく、鳥やうさぎなどたくさんの種類の動物が飼われていますが、特に迷子になることが多いのは犬と猫です。

迷子の犬猫の場合、発見される確率は6割ほどで、行方不明のままの場合が3割、事故などで死亡してしまう場合が1割になります。つまり4割のペットは発見できず帰ってこないのです。

迷子のペットが増えるのは6~9月の夏

犬は雷や花火の音に驚いて逃げてしまう事例が多く、猫は窓や網戸を自力で開けて逃げてしまう事例が多いようです。
年間を通して多いのは、犬は散歩中、もしくは屋外につないでいた犬のリードが外れて逃げてしまうこと、猫は玄関のドアや窓の隙間から出て行ってしまうことであるため、まずはペットが逃げないような工夫が必要です。

警察はペット探しをしてくれない

日本の法律上、迷子のペットは「準遺失物」という扱いになります。悲しいことに大切な家族の一員であっても動物は物扱いです。
警察に捜索願いを出しても探してもらうことはできませんが、発見してくれた人が警察に届ける可能性もあるので、近くの交番に届けを出しておくとよいでしょう。

また、動物愛護相談センターや保健所にも連絡することを忘れないでください。特に保健所では、保護されたペットは連絡がなかった場合、3日たつと殺処分されてしまいます。

ペットが逃げてしまったときも探偵に依頼

飼い主が気を付けていてもペットが逃げてしまうことはあります。その場合、自分で探すだけではなく、探偵にペット探しを依頼するという方法があります。もちろん、どこの探偵事務所でもペット探しを取り合っているわけではありませんが、ペット探しの依頼が増加しているため引き受けてくれる事務所も多いです。

ペット探し専門の探偵がいる

探偵の中にはペット探し専門の探偵「ペット探偵」が存在します。ペット探しの専門家ですので、経験やデータを駆使した捜索を行い、早期発見に努めてくれます。警察や保健所に連絡し、自力での捜索が難しいときはペット探偵に依頼することもひとつの手段です。

ふだんからペットを観察しておく

ペット探偵は、依頼人からペットの情報や行方不明になった日時・場所などを聞いてから捜索の計画をたてます。ペットの様子や特徴を確認しておくことでより詳しい情報を提供できるので、ふだんからペットの観察をしておきましょう。
また、いなくなったときのために写真を撮っておく、首輪に連絡先を付けておくことも発見につながります。

どのような捜索をするのか

ペット捜索の方法は探偵事務所によって様々ですが、多くはポスターを作成したり聞き込みをしたりして地道に探していきます。実際にどんな捜索をするのか詳しく見ていきましょう。

ポスター・チラシの作成

まず、依頼人からペットの特徴や行方不明になったときの状況などを聞き、ポスターやチラシを制作します。このポスターやチラシを使ってペットの目撃情報を集めます。
手乗りの鳥の場合、飛行距離が長くないためマンションのベランダや民家などで保護されていることが多いようです。そこで迷子を知らせるポスターやチラシが効果的です。

現場検証・聞き込みをする

いなくなった状況や経過日数にもよりますが、まずはいなくなった場所の足跡や抜け毛などを見つけて、どの方向に向かったのかを検証していきます。付近に隠れている場合があるため、目撃情報などの聞き込みをしながら捜していきます。

機材を使う

猫などの捜索には捕獲機を使います。潜伏している可能性が高い場所に捕獲機を仕掛けることで、迷子のペットを捕まえることができます。また、赤外線カメラを設置することもあります。

その他の方法

猫はしげみに隠れていることが多く、人の目で捜すのは非常に難しいところがあります。そのような場合に、犬を利用して捜す方法もあります。猫は犬と違って匂いを上書きすることがないので、匂いをたどって探すことが可能です。

ペット探しの依頼料

探偵事務所によって料金は様々ですが、基本料金に加えてチラシの作成や機器の使用など多くの調査があるため、人探しを依頼する場合と余り変わらないようです。探す動物の種類によっても料金が変わりますが、1日3万円、もしくは1週間で5~10万円程度かかる場合が多いようです。
まずは探偵事務所に連絡をして料金を聞いてみることが大切です。

探偵を雇っても必ず見つかるとは限らない

ひとつ注意点ですが、探偵の捜索で見つかる可能性は80~90%です。探偵を雇ったからといって必ずペットが見つかるとは限りません。

最初に述べたように、事故で死亡している可能性もありますし、既に殺処分されている可能性もあります。
ペットがいなくなったらまずは保健所に連絡をしてください。探偵に依頼するのはそれからでも遅くありません。

まとめ

[char no=”1″ char=”探偵くん”]・ペットが迷子にならないよう日頃から対策しておくことが重要
・ペットがいなくなったらまずは保健所や警察に連絡する
・探偵にはペット専門の「ペット探偵」がいる
・依頼料は事務所によって違うので相談・見積りをしてみる[/char]

ペットが脱走しないように気を付けていても、どんなことが原因でいなくなってしまうかわかりません。大切な家族がいなくなってしまったときに慌てなくてすむよう、ふだんからペットを探す手段を考えておきましょう。