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おたすけ探偵

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いじめは中学になると陰湿化?対処方法は?

3月 15, 2018

[char no=”11″ char=”相談者”]中学生の息子がSNSでいじめにあっています。。対処法はありますか?[/char]

いじめは小学校高学年頃から見られる現象ですが、中学生になるといじめは陰湿になってきます。親や教師の目の届かないところで、さまざまなことが起きるようになります。見えるところではいい子の顔をして、裏では違う顔を見せる怖い一面があるのも特徴的です。中学生のいじめの対処法を解説していきます。

中学生のいじめの特徴

教室内でのいじめ

中学生になると子供たちの人間関係も複雑になり、いじめも深刻化してきます。残念ながら、いじめの原因にはこれといった理由はありません。「目立つから」とか「気に入らなかったから」など、特にこれといった理由もなく、無視されたり、嫌な言葉を投げつけられたり、物を隠されたり、身体的暴力を振るわれたりするのです。

いじめの中心人物だけでなく、その周辺で取り巻いて一緒になって意地悪をしてくる子、いじめの事実を知りながら傍観している子、自分もターゲットになりたくなくて加担してくる子など一人一人の事情は様々です。

子供も自分がいじめられていることを周囲に知られたくなくて、いじめられている事実を親や先生には話したがりません。話すことでさらにいじめのターゲットになることもあります。バレないことが隠れミノになり、いじめがエスカレートすることもあります。こうしていじめはどんどんエスカレートしていきます。

 

クラスだけじゃない!部活内いじめ

中学生になると、子供の活動範囲は広がります。クラス内だけではなく部活が子供たちの大きな活動の場になります。一緒にいる時間が長くなり、部活により帰宅時間が遅くなったり、遠方へ遠征することなども増えます。

学校や家の周囲だけではなく、活動範囲が広がることで、大人の目の届かないことも多くなります。先輩と後輩という序列関係ができ、先輩には逆らえないなどという風潮がある場合もあります。

先輩にずっといじめられてきた後輩は、自分が先輩になった途端に後輩をいじめるといったことが続き、後輩いじめは代々続いていくことになってしまいます。

 

SNSを使った集団いじめ

最近では携帯やスマホの普及で子供同士、SNSによるやりとりが増えました。SNSは便利な反面、危険性も大きいものです。SNSは顔の見えない状態でやりとりをすることができ、あっという間に情報が拡散してしまいます。

例えば誰かが「うざい」「きもい」などと悪口のターゲットになると、一気にそれが何十人にも伝わり、大勢が同じように一人を攻撃することになる場合もあります。いじめの現場や恥ずかしい場面などを写真つきで流されて心に深い傷を負う場合もあります。

いじめを解決するためにできること

いじめられている事実を記録

一般的に、子供は自分がいじめられているということを言いたがりません。何があったのか強く問いただすことは、子供の心をさらに追い込み固くしてしまいますので避けましょう。子供の気持ちを落ち着けてから、心配しているという親の気持ちを伝えて話してもらうように仕向けます。

いじめられているという事実が確認できた場合は、親として必要な行動をとりましょう。いじめを解決するために親としてできることは、いじめられている事実を記録することです。第三者が見てもわかるようにしていくことが大切です。

いつ、どのような出来事があったのか、日にちや時間、内容を書き留めます。怪我をした、物がなくなった、壊されたなどという場合は、写真や病院の診断書なども有効です。子供の気持ちに配慮しながら、必要な事実を集めていきます。

 

教師や学校へ相談する

いじめが学校で起きているのであれば、まずは担任の先生に相談します。親が把握している範囲で子どもの事情を伝えます。感情的にならずに、いじめに関する事実を伝えましょう。また、親として子供の不安や傷つきに憂慮していることを伝えます。

いじめに関する事実が発覚した場合、学校側は何らかの対処をしていく責任がありますが、場合によっては学校側がいじめに気づいていないこともあります。事実関係を把握するのに時間がかかることもありますし、事態を把握しきれない場合もあります。

学校側の対応に納得いかない場合は、改めて親として強い態度で対応を求めましょう。担任の先生で納得のいく対応が得られない場合は、学校の責任者である校長先生や教頭先生に改めて相談することも必要でしょう。

 

外部相談窓口の活用

子供が学校でいじめられているとわかっても、学校でうまく対応してもらえない場合は、外部の相談窓口を利用する方法もあります。全国の警察や児童相談所などでもいじめに関する相談を受けつけていますし、法務局が開設している「24時間こどもSOSダイヤル」や「子どもの人権110番」などもあります。

また、いじめに苦しむ子どもたちの相談や悩みを聞いてくれる場として「いのちの電話」や「チャイルドライン」などの電話相談もあります。

家庭でできる子供のフォロー

いじめられているということがわかったら、何よりも子供の安全を確保することが大切です。

いじめの状況によって、学校へ行くことが安全ではないと判断した場合には、無理に登校させないことも必要になります。必要な対策が取れて、登校させても安全と判断できてから登校を再開すれば良いのです。

心の安全も大切です。いじめられている子供は心も体も傷ついています。

親は味方だということをしっかりと伝えましょう。問い詰めるのではなく、子供の気持ちに寄り添い、共に乗り切っていく姿勢が大切です。

探偵の「子供見守り調査」とは?

個人では、いじめに関する事実調査が難しい場合は、探偵による見守り調査を利用することも有効です。

原一探偵事務所では、いじめの調査に力を入れています。親の目の届かないところ、学校から見えにくいところも、プロとして法を遵守しながら、いじめの事実に関する情報を集めていきます。

専門的な知識を持って調査することで子供に起きている現実を知り、いじめの証拠をつかむことで学校にも強気で抗議するこができます。

子供がいじめにあっているかもしれない、いじめの証拠を手に入れたいという場合は、一度相談をしてみましょう。

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まとめ

[char no=”1″ char=”探偵くん”]・いじめがわかったら子供の安全を確保します。
・いじめの事実について書き留めます。
・いじめについては学校や外部相談窓口に相談します。
・探偵による調査も有効です。[/char]

いじめは子供の命や安全に関わる問題です。事実をしっかりと把握し、対処していくことが大切です。我が子を守るために親として万全の策をとりましょう。