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おたすけ探偵

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いじめの解決策は?親子でできる対処方法

3月 14, 2018

子供がいじめにあっているかも。。良い解決方法はありますか?

自分の子供がいじめられていると分かった場合、子供だけではいじめに立ち向かえないケースがほとんどです。
いじめに気付いたら、子供だけではなく親も一緒にいじめに対処する必要があります。
いじめの解決策にはどのようなものがあるのか、親子でできるいじめの対処方法や解決策について紹介していきます。

いじめは解決できる!子供のSOSサインを見逃すな

いじめを解決する上で重要なポイントは、子供がいじめられていることをなるべく早く気付いてあげることです。
子供はいじめられていると親に対して何らかのサインを出しているケースが多いので、まずはそのサインを見逃さないことが大切です。

子供のSOSサインにはどのようなものがあるのか、確認していきましょう。

家庭で見られる子供のSOSサインとは?

自宅でともに過ごしている中で「いつもと様子が違う」「疲れた顔をしている」など感じることもあるのではないでしょうか。しかし、わかりやすく態度に出る子供もいれば、まったく普段と変わらない態度の子供もいます。
本人の様子や持ち物の変化などで、いじめのSOSに気づいてあげましょう。
よく見られるいじめのSOSサインは下記のようなものです。

・学校の話題や友達の話題をしなくなった
・最近食欲がなくなった
・妹や弟などをいじめるようになった
・スマホなどが鳴っても親の前で見なくなった
・話しかけても他の事を考えているようなことが増えた
・ため息が増えたり、目を合わさなくなった
・お金の要求が増えた
・成績が急に下がってしまった
・学校の持ち物がなくなることが増えた
・学校の持ち物に落書きや破られた様子が見られる
・体に見慣れない傷が増えた
・夜寝られずに朝起きても眠そうなことが増えた
・微熱や・腹痛・吐き気などを訴えることが増えた
・友達が家に遊びに来なくなった

いじめられている子供は体調不良になることも多く、あきらかに以前よりも元気がなくなっている様子が見られたら注意が必要です。

また、学校の持ち物なども、本人に気づかれないように確認しておくことも大切です。

学校で見られる子供のSOSサイン

学校での様子を親は知ることができません。
学校では先生が気づいてあげなければ、いじめの早期解決はのぞめません。
いじめられている子供の学校でのSOSサインは下記のようなものです。

・忘れ物が急に増えた
・制服が汚れていることや髪型が乱れることが増えた
・遅刻や早退、欠席が急に増えた
・いつもお昼休みに1人でご飯を食べている
・1人だけ遅れて教室に入るようになった
・保健室によく行くようになった
・授業中発表すると冷やかされる
・休み時間を一人で過ごしている
・教科書・ノート・机・持ち物にいたずら書きをされている
・作文などにいじめや死に関する内容が書かれている
・いつもおびえたような様子で声が小さく、目が合わない

いじめられている生徒は孤立していることが多いですが、あえてグループに入れて荷物を持たせたり買物をさせたりするケースもあるため、生徒の様子を注意深く見ていなければいじめを発見できないことも多いのが現実です。

いじめられていることを親に言えない理由とは?

いじめられている子供は、親にいじめの事実を言えないことが多いようです。
子供が言えない原因には親に問題があるケースや、子供の性格なども関係しているようですが、どのような場合に言えない状態になるのか確認していきましょう。

親が原因であるケース

子供がいじめを言えない原因には、親の態度がかかわっている場合も多いようです。
特にすぐに怒ってしまう親や、話をいつも聞いてくれない親にはとても心の内を話すことなどできないでしょう。

また、話を聞いてくれる親だとしても、仕事や家事、育児で忙しくしている親を見ているとなんとなく言い出しにくいということもあるようです。

子供の性格が原因であるケース

子供の性格にもよりますが、いつも話を聞いてくれる親だとしても、いじめの事実を話すことで「迷惑をかけるのではないか」と考えてしまい、話すのをためらってしまう子供もいるようです。

そのような性格の子供の場合はいじめで悩んでいることを打ち明けられずに追いつめられてしまう可能性があるため、ゆっくりでも話ができる環境にしてあげる必要があります。

いじめを親に相談できない理由は?

いじめの解決策とは?親ができること


子供のいじめに気付いた場合、親として最も悩むのが「自分たちに何ができるのか」ではないでしょうか。

いじめの早期解決のために親ができることを順番に見ていきましょう。

子供が話せる環境を作る

この時まず大切なのは、子供の口から実際にいじめられていると告白できるような環境づくりです。

すぐにでもいじめの解決策を講じたい気持ちは親ならだれでも持っているのですが、最初は子供がいじめに対してどのような思いを抱いているのか話し合うことが大切です。

「つらかったね」「よくがんばったね」

など子供の話に耳を傾けながら、少しずつ話を聞いていきましょう。

なんで早く言わなかったの?」「あなたに問題はないの?」など、問い詰めるような聞き方は絶対にしてはいけません。

子供とじっくり話ができる時間を設けて、子供に対して「自分は味方だ」とアピールして安心感を与えるようにしていくようにしましょう。

いじめの事実を整理してノートなどに書く

子供からある程度の事実確認ができたら、日々のいじめの記録をつけていくようにしましょう。
何日に誰にどのようなことをされたのか、教科書の落書きやLINEなどでの悪口なども写真を撮って保存しておきましょう。

物証がないという場合には、子供にボイスレコーダーを持たせて音声の証拠を撮るという方法もあります。しかし失敗すると報復が怖いため、慎重にしなければなりません。

各種相談窓口を利用する

いじめの相談は市や自治体、民間団体などが設けている窓口もいくつかあります。
いじめられている子供向けのものとしては「チャイルドライン」や「24時間子供SOSダイヤル」などがあるほか、電話以外にもメールで相談できる「インターネット人権相談受付窓口」や「NPO法人いじめ対策プロジェクト」がおすすめされています。

また、いじめられている子供を持つ保護者向けの相談窓口として、国が設けている「子どもの人権110番」や都道府県が設けている「ヤング・テレホン・コーナー」、「東京都いじめ相談ホットライン」など色々なところで相談をすることができます。

子供のケアと合わせて、学校への要望方法なども相談してみることをおすすめします。

◆参考サイト
◇ 文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」 0120-0-78310
◇ 法務省「インターネット人権相談受付窓口
◇法務省 「子供の人権110番」  0120-007-110
◇ 東京都教育相談センター「東京都いじめ相談ホットライン」 0120-53-8288
(2018年3月、著者調べ)

いじめの証拠など整理できたら先生と話し合いをする

いじめの記録や物証などが集まったら、先生に話をしてみましょう。
できれば夫婦そろって学校に出向くと効果的です。
ただし、一度の話し合いでは解決しないことも多いです。
学校にはいじめの解決策が具体的に行われるまで、しつこく何度も話し合いをするようにしましょう。

直接いじめている子供の親に問い詰めてはいけない

いじめられていることが分かると、直接いじめている親に文句を言いたくなる気持ちは分かります。
しかし、自分の子供がそのようなことをすると信じない親も多く、逆に言い争いになってしまうだけという結果になりかねません。

いじめの事態解決は、基本的に学校を通してすることをおすすめします。

いじめの原因は?子どもを守るために親ができること

いじめを解決するには学校への相談手順が大切!

子供のいじめに気付いたら、学校に事実を伝えなければなりません。
しかし、手順を間違うとあまり真剣に話を聞いてもらえない場合や、そのような事実はないと否定されてしまう可能性もあります。
学校へ相談するための具体的な手順を解説していきます。

いじめの事実の確認と被害状況のまとめ

先にも解説していますが、いじめの事実が発覚したら具体的に誰にいつどのようなことをされたのか記録していきましょう。
詳細な日時がわからなくても、だいたいの日時を書いておくだけでも書いておきましょう。

可能であれば、クラスメートから話を聞いたり、他のクラスの生徒でも話を聞けそうな人がいれば知っていることがないか聞いてみることもおすすめです。

また、物が壊された、落書きされたという場合はその証拠写真を撮りましょう
殴られたり蹴られたりしてケガをした、アザができたという場合は写真を撮るほか、医者で診断書をもらうなどしておくとさらに効果的です

学校へいじめの事実を報告する

いじめの事実がまとまったら、夫婦そろって学校に出向き、被害状況をまとめたものや、証拠写真などと一緒に学校に提出しましょう。

また、悪質ないじめの場合は校長宛に「要望書」を提出することで学校側が積極的に動いてくれる可能性が高くなります。
要望書には下記のようなものを盛り込んで作成しましょう。

1.いじめ加害生徒への厳重注意
2.いじめは犯罪行為だということの徹底指導
3.加害生徒からの謝罪

加害者からの謝罪は単純にあやまらせるのではなく、「なぜいじめに発展したのか」「自分がいじめられたらどう思うか」などを考えさせる時間を作ってもらうようにしましょう。
また、いじめは犯罪行為であること、法律でも禁止されていることを学校でしっかりと指導してもらうことが大切です。

学校が動いてくれない場合は教育委員会や警察に報告する

学校に事実を報告してもまったく進展がない場合は、教育委員会に直接報告するという方法もあります。

ただし、教育委員会に報告する場合にも被害状況をまとめたものや証拠など揃えておく方が話を聞いてもらいやすくなります。

さらにけがをさせられた場合や金銭を要求された場合には、警察に被害届を出すこともできます。
学校が動かない場合には、このように外部に働きかけをすることも大切です。

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いじめが解決した事例を紹介

いじめを学校と親の尽力で解決した事例をご紹介します。

◆小学校5年生の男子児童Aのケース

児童Aは小学校3年生の時に転校してきました。
当初はなじめているように見えたものの、次第にクラスメート数名からからかわれたり、けられたりするようになりました。

学校の用品が壊れていることに気づいた母親が学校に報告した結果、一時は事態が鎮静化しました。

しかし、児童Aが小学校5年生になった時に再び数名の児童にからかわれるようになり、そのうち金銭を要求されたり、暴力を受けるようになりました。
担任が気になって児童Aにたずねたところ「なんでもない」と言うばかりでした。

(参照先:  神奈川県立総合教育センター)

<具体的な解決策>

担任は他の先生にも児童Aのことを相談し、児童Aの様子をチームで観察することになりました。
その後、トイレで男子児童に囲まれて泣いている児童Aを発見し別室で事情を聞いたところ、少しずつ話をし始めました。

児童Aからいじめの事実が確認できたことで、いじめていた児童たちにも1人ずつ話を聞き、その日のうちにいじめていた児童の保護者に教頭から連絡がされました。

児童Aの保護者にも担任から報告があり、その後も継続的に教育相談をしていくことになりました。
翌日にも学級全体で、今後どのような学級にしていくか話し合いを行いました。
その後、児童Aの様子も落ち着き、学級全体の雰囲気も変わっていったとのことです。

このように、学校側がいじめ解決のためにチームで動いてくれた場合には親が積極的に動かなくても解決することもあります。
しかし、いじめ問題がすべてこのように解決するわけではないことも現実です。

いじめの解決策として有効なのは「いじめの証拠」集め

いじめを解決するには学校の協力が必要です。
しかし、学校側はいじめの証拠がなければなかなか迅速に動いてくれない場合もあります。
学校が反論しようのないいじめの証拠を確保しておくことで、学校との話し合いがスムーズに行きます。また、警察がかかわる事態になった場合にも有利になります。

いじめの証拠を集める方法について確認していきましょう。

日記や写真などで事実を記録

一般的にメモや日記は証拠としては扱われないのではないかと思われがちですが、いじめ問題に関してはメモや日記は重要な証拠の一つとして認識されているのです。

そのため詳細な日時やいじめられた内容、いじめた相手の名前などを記載したものを用意しておくことがすすめられていますし、その時の心理状況や時間経過による体調や心理の変化なども書き込むとより証拠能力が高くなります。

また、暴力を受けた傷やあざなども写真を撮っておくほか、破損された学校の用品なども写真を撮っておきましょう。

メール、LINEを保存

SNSやインターネットの普及に伴い、いじめの内容もネットの掲示板やメール、LINEなどのSNSを利用したものが増えてきています。これらの情報は画面をキャプチャーなどで保存しておくなど、証拠として残しておくことが大切です。

確実にLINEやネット上などで誹謗中傷をされている証拠があれば、弁護士を通して裁判所に「発信者情報開示請求」をすることで、発信源を特定することが可能です。

いじめの犯人を特定するためには証拠が必須であるため、LINEやネット上の画面は必ず保存をしておきましょう。

いじめをされたときに訴えるには?しっかりと証拠をつかもう!

探偵による証拠集めという方法

日記やメモ、メールやLINEなどの証拠は主に子供が集めるようになるのですが、証拠集めが辛いと訴える子供も少なくありません。

このような場合には探偵を利用すると子供の負担が軽減されますし、第三者が証拠を集めるのでより信ぴょう性の高い証拠として提示できるところがメリットです。

大手探偵事務所の原一探偵事務所の場合、子供のいじめ対策として「見守り調査」という調査項目を設定しています。

子供が放課後にどのような交友関係を築いているのか、またどのような行動をしているのかを、探偵の得意とする「尾行」や「張り込み」などによって調査し、誰にいじめられているのかどんなトラブルを抱えているのかを徹底的に調査します。

子供がいじめにあっているかどうか確認をしたい、いじめの証拠が必要だという場合は、一度相談をしてみることをおすすめします。

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まとめ

いじめを解決するためには親をはじめとして学校や周囲を巻き込んで対策をするのが重要であり、客観的にいじめの事実を認識させる必要があります。
なかなか学校が動いてくれない場合は、探偵に依頼をして「いじめの証拠」を集めるという方法も有効です。
いじめの証拠と記録を揃えて、学校と何度も話し合いをすることをおすすめします。