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日本の探偵は拳銃を持つことができるのか

8月 9, 2017

[char no=”12″ char=”相談者”]日本の探偵は、拳銃を使用することができますか?海外の探偵はどうですか?[/char]
日本とアメリカの探偵の違いを知っていますか?
アメリカは日本と違い、探偵になるのはとても難しいようです。そして日本の探偵は、小説のような捜査権はありませんが、アメリカの探偵はどうでしょう。今回は日本とアメリカの探偵の違いをご紹介します。

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アメリカの探偵

アメリカの探偵は、日本と大きく異なる点が2つあります。それは「ライセンス制であること」と「拳銃の携帯ができる」ということです。ひとつずつ説明していきます。

アメリカの探偵はライセンス制

アメリカで探偵になるためには、まずライセンスが必要です。このライセンス制はアメリカだけではなく、イギリスやフランスなどの主要先進国では取り入れられているようです。アメリカでのライセンス取得の合格率は50%しかありませんが、その分探偵の質が高いと言えます。

さらにライセンスを取得している探偵への信頼度は非常に高く、警察ともほぼ互角の立場で行動することができるようです。警察の情報を入手することも許されていて、その情報を自由に使うことができます。

拳銃の携帯ができる

アメリカの探偵は、拳銃を持つことが許されています。警察と互角に行動ができ、情報も自由に使うことができるアメリカの探偵は、その分危険が伴う仕事でもあります。情報収集のための潜入調査や、時にはマフィアの調査をすることもあるため常に死の危険が付いて回ります。

だからこそ自分の身を守るための道具として、拳銃が必要になるのです。まるで映画のような話ですが、アメリカの探偵はそれだけ重要な仕事を依頼される立場にあるとも言えます。

その他の権限

アメリカの探偵は警察と互角の行動がとれると述べましたが、なんと警察のように逮捕権を持っています。また、公判の証拠集めなども取り扱うことができ、裁判での発言もできます。

日本の探偵とは随分イメージが違いますよね。

日本の探偵

日本の探偵はアメリカとは違い、警察のような権限はありません。主に法律の範囲内で素行調査や情報収集などを行いますが、アメリカの探偵と、仕事の内容はどう違っているのでしょうか。

日本の探偵の調査内容

日本の探偵ができることは、浮気調査を含む素行調査や人探し、トラブルの調査などです。警察と互角な立場で行動することはできず、もちろん警察から情報を入手することはできません。

しかし、日本の探偵の調査内容は、裁判でも用いられる書類として利用されることもあります。このように日本の多くの探偵は、とても信頼できる情報を集めてくれるのです。

日本で拳銃を所持することができる職業

日本で拳銃を所持・携帯できる職業は限られています。警察官が所持できることは知られていますが、その他に自衛官や税関職員、入国警備官なども拳銃の所持・携帯を許可されています。日本での拳銃所持については「銃砲刀剣類所持等取締法第3条1号」という法律で厳しく縛られています。

所持・携帯を許されている職業は、また、同じく法律の中で、拳銃の使用が許可されています。
つまり日本で拳銃を所持・携帯することができ、かつ使用することができる職業は、ごく一部に限られているのです。

日本の探偵は拳銃を持つことができない

日本において拳銃の所持・携帯、及び使用許可は、法律で定められたごく一部の職業において認められています。

しかし、日本の探偵という職業は、この法律で定められた職業には含まれていません。つまり、日本の探偵は拳銃を所持・携帯、及び使用する許可は受けていないのです。

例えば日本の警察官は、拳銃を所持・携帯することは許され、また使用することも許可されています。拳銃を所持・携帯しているのは主に交番勤務の警察官であり、警察署の刑事などは事件以外で拳銃を持ち出すことはできません。また、実際に拳銃を使用する場面においては、使用する状況が細かく決められているため、簡単に発砲することもありません。

警察でもこれだけ厳しく拳銃の所持・携帯を制限され、使用についても法律で厳しく縛られているわけですから、ライセンス制でもない日本の探偵が、拳銃を持つことはできないのも頷けるのではないでしょうか。

日本の探偵とアメリカの探偵の違いはなにか

日本とアメリカの探偵の大きな違いは、「警察と同等のことができるのか」ということです。アメリカの探偵は警察と同等の行動を許可されていますが、日本の探偵はあくまでも調査を行なうことが仕事です。

アメリカの探偵は危険を伴う仕事をするため拳銃を持つことが許可され、日本の探偵は法律の範囲内でしか行動はできないため当然拳銃の携帯はできません。また、質の高い分アメリカの探偵は依頼料が高価になります。

その他の国の探偵

アメリカ以外のイギリスやフランス、ドイツなどの主要先進国はいずれも、探偵業がライセンス制になっています。
海外の探偵はアメリカ同様、厳しい縛りがあるかわりに質の高い探偵が多くいます。その他、ロシアの探偵はクレジットカードなどの使用履歴や個人番号などから調査をすることも可能なようです。

国によって探偵の立場は違いますが、海外の探偵は警察のような仕事ができ、日本の探偵とは随分違うことがわかります。

まとめ

[char no=”1″ char=”探偵くん”]・日本とアメリカの探偵の違いは、「警察と同等の権限」があるかどうかということ
・日本とは違い、海外では探偵業がライセンス制になっている国が多い。
・海外の探偵は、クレジットカードの使用履歴や個人番号など個人情報を調査することも可能
[/char]

アメリカと日本では探偵の立場が大きく違います。ライセンス制度もそのひとつですが、そもそもアメリカと日本では国の特色の違いがあります。日本では銃の所持について厳しく取り締まっているので、探偵が拳銃を持つことはできません。
しかし拳銃を許可されるということはそれだけ危険が伴うということですから、日本がそれだけ平和であるということでもありますね。

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